「コーヒー豆は何グラム使ってますか?」
この質問もよく聞かれます。
うちはペーパーフィルターを使った
1杯ずつ抽出するドリップコーヒーをお出ししています。
1杯ずつとは本当に言葉通り
1杯ずつ抽出します。
注文が入ってから
同じ注文のコーヒーをいれるときも
1人前(1杯)ずついれてます。
1つの器具に1人前
もう一つの器具にもう1人前をセットして
同時に2つの器具で抽出して
2杯分のコーヒーを作るのです。
「コーヒーは淹れる人によって味が違う」
と言われるように
コーヒー豆に与えるお湯の状態によって
味が変わってしまいます。
不思議ですよねぇ~。
いえいえ、何にも不思議ではないです。
この話は長くなるのでまたの機会に・・・
で、コーヒー1杯は何グラム使うのかに戻ります。
一般的には10~12gと言われます。
でも、森の響では15g使っています。
実は少量の豆で
少量のコーヒーを作る事は難しいんです。
ある程度の豆の量で
ある程度のコーヒーを作るほうが楽なんです。
1杯あたり15g使うのは
味が豊かになるというだけでなく
そんな理由もあるんです。
豆とお湯の関係がそのまま味に影響を与えますので
1杯分を作ったり
2杯分を作ったり
3杯分、4杯分・・・・なんてことすると
とても同じような味にまとめるのは
大変なことなんです。
時々、イベントなどで5杯出しと言って
5杯分のコーヒーを一気に作ることがありますが、
5杯出しをした後は
1杯出しに戻ったときに
しばらく間隔がおかしくなります。
繊細ですね。
最後に注意しておきますが、
15g使っているから美味しい
10gしか使っていないから美味しくない
というわけではありませんよ。
15gでまずいコーヒーだって
10gで美味しいコーヒーだって
いくらでもありえますからね。
間違えないでくださいね。