どこのカフェや喫茶にも「ブレンド・コーヒー」というメニューがまずあります。
ブレンドとは、”色々なコーヒー豆を混ぜて味の調整を行っている”と言う意味です。
産地や焙煎度合いなどで異なる豆の味をどう配合するかは、そのブレンド・コーヒーでどんな気分になってほしいかを考えるのとある意味同じです。
森の響のオリジナル・ブレンド・コーヒー3種類をご紹介します。
【とうきょうブレンド】
あっさり、さっぱりをイメージして作っています。
中深煎りしたイルガチェフェとコロンビアのブレンド。
「イルガチェフェ」は大きく分けると「モカ」の中に入ります。
国はエチオピア。シダモ地方にある標高2000mの高地にあるイルガチェフェ地域の豆と言う意味です。
お花のような甘味のある香りと、モカ独特のフレーバーは日本人にとっても人気です。余韻は清々しい柑橘系の酸味を感じます。
そして、コロンビアを代表する上級企画のスプレモ。滑らかで良質な味わいはコロンビア・マイルドと呼ばれており、多くのブレンド・コーヒーのベースに使われます。豆が大粒なのも特徴。
とうきょうブレンドは苦みが苦手な方にお勧めしています。
【なごやブレンド】
誰にでも好まれる「丁度いい」を目指して作りました。コク、甘味、酸味、苦みのバランスの良さをを感じていただけます。どれにしようか迷っているなら「なごやブレンド」をお勧めします。
ブラジル、イルガチェフェ・ニカラグアをブレンドして作っています。
ブラジルは世界最大生産量を誇ります。つまりコーヒーといえばブラジルということ。世界で一番流通しているブラジル産の豆は、その量だけでなく酸味があまりなく飲みやすいバランスの良さが受け入れられているます。そして僕がブラジルの豆に求めている最大のことは「安心感」です。コーヒーの代名詞と言っても過言ではないブラジルをベースになごやブレンドを作っています。
そして、とうきょうブレンドにも使っているイルガチェフェと、6年前に出会って衝撃を受けたニカラグアを加えています。ニカラグアはパンチがとても力強い旨味を持ち、深く焙煎すると蜂蜜のような甘さ加わり熟成して飲むと驚きと満足感を味わえるお気に入りの豆です。
「安心感」をテーマに作った「なごやブレンド」にも少し加えています。
食後や休憩時などホッと一息つきたい時に「丁度いい」ですよ。
【いたりあんブレンド】
森の響の3種類の中では最も深煎りのブレンドです。もともと「深煎り=苦い」のイメージが強いからか、他のブレンドを支持する方が多かったのですが、今は1番人気のブレンドになりました。
ニカラグアの蜂蜜のような甘味と、ガツンとくるコクにブラジルとコロンビアでマイルドさをプラスした満足度の高いブレンドです。
ストレートはもちろん、アイスコーヒーやカフェオレなど、最もアレンジの効くブレンドでもあります。
さぁ、あなたの好みは見つかりましたか?