こちらのイベントは終了いたしました
フィドル :悠 情
アイリッシュ・フルート:細見聡美
ギター:福江元太
【予定演奏曲】
庭の千草〜藤色の夜明け
Dinner in the Garden
ケルトガルシア
ニューハウンで踊ろう
糸マキマキ
想い出 他
3月28日(火)
①昼の部 14:00~
②夜の部 18:30~
3,000円(ケーキ・ドリンク付き)
あなたも聴かずにはいられない
他人とは同じ道を歩まない
超独自路線ミュージシャンの
心の奥底に強く宿る想いとは?
彼は演奏中とても楽しそうだ。
彼だけでなく、取り巻くお客様にも笑顔が溢れる。曲調によってはかなり激しい動きもあるので、コンサート中には汗をかき息も弾む。
大きな拍手の中、肩で大きく息をしながらでも、その表情は笑顔である。本当にとても楽しそうだ。
もう、若手という年齢ではない、激しい曲の演奏もお客様を盛り上げようとするパフォーマンスもオーバーヒート気味に感じる。僕には真似できない。
どうしてそこまで…
何がそこまで彼を突き動かすのか?
知られざる男の物語り
愛知県の三河地方にお客様を温かく迎え入れる一軒のフランス料理店に1人のシェフがいました。
彼は自分の店で毎日訪れるお客様の笑顔が見たくて厨房で創意工夫を繰り返していました。
料理の腕は確か。フランス料理の前には日本料理も経験している。もともと器用で料理も好きだった。
しかし、彼には何か心の中に解消されないモヤモヤしたものが存在した。
「もっと、皆んなに喜んでもらいたい…」
彼は何より人を喜ばせることが大好き。この仕事も「美味しい」のお客様の一言がたまらなく嬉しい。でも、もっともっと喜んでもらえることが出来ないか…そんなことをいつも考えているのでした。
料理以外の意外な才能
彼には得意な料理以外にも、料理人としては珍しい才能を持っていた。
その才能はこんな時に活かされていました。
「ハッピー・バースデイ・トゥ・ユー‼︎」
食事に来店したお客の中に誕生日の人がいると
お店からのサプライズなプレゼントを用意。
歌を歌い、そしてシェフはバイオリンを弾いた。
そのサプライズを受けたお客たちは飛び切りの笑顔で喜んでくれるのであった。
そう、彼の特技はヴァイオリンだった。
ルーツはさだまさし!?
彼のヴァイオリンを始めたきっかけは実に珍しい。彼は音楽が大好きな家庭に育った。特にお父さんは積極的な方で、家族で対抗する歌番組に子供達と出演しているほど。実に微笑ましい話だ。
お父さんは歌うことが大好きだった。特に「さだまさし」の歌を事ある毎に歌いたくなった。
歌を歌うだけでも気持ちがいいのだが、もう1つ何かが足りなかった。
「さだまさし」と言えば歌の間奏に弾くヴァイオリンがとても哀愁を帯びていて良い。
そう、これがないからだ。自分では弾けないので3歳の息子にヴァイオリンを習わせることにした。3歳の子供を説得するのは簡単だったようです。
しかし、このことが彼のその後の人生にとって大きな意味を持つことになるのです。
音楽の才能は
ヴァイオリンだけではなかった
音楽をすることは必然だったかのようにヴァイオリン以外にもドラも叩く。それもプロ級の腕前。
一時期、ロック、ジャズ、フュージョンのドラマーとして本格的に活動していた時があった。
名古屋、東京、横浜…その腕前たるやスタジオ・ミュージシャンとして業界から声を掛けられるほどである。これだけの才能があったにもかかわらず、彼は音大・芸大へ行ってはいないのである。
プロのヴァイオリニストでは
まずあり得ない…
音大や芸大を卒業していても、プロになれない人は世の中に山ほどいます。なのに、音大・芸大に行っていないのに、プロのヴァイオリニストになっている人は聞いたことがないぐらい珍しい。
これは音楽に対する彼の姿勢がよく表しています。先程からヴァイオリニストと呼んでいますが、本当は彼のことをフィドルを演奏するフィドラーと呼ぶのが正解です。
フィドルとは一体なに?と思っている人が大半でしょう。
フィドルもヴァイオリンも楽器としては同じ。
クラシックを演奏する楽器をヴァイオリンと呼び、それ以外のジャンルで演奏する楽器をフィドルと呼ぶそうだ。
民族的な音楽でもよく使われる楽器なのです。例えばカントリーやジプシー音楽でも当たり前に登場しますし、ジャズで演奏されればジャズ・フィドルと呼ぶのだそうです。
ヨーロッパの音楽に魅せられる
ある時彼はヨーロッパへ放浪の旅に出かける。ストリートで演奏したり現地のミュージシャン達と一緒に演奏して、各地の至る所で漂う生きた音楽に触れ大いに影響を受けるのである。
人々の日々の営みに密着した温かさと香りがヨーロッパの街角には存在している。その音楽と人との関わりが自由で誇りを持っており、力強いのである。
そして、彼はヴァイオリニストではなく、フィドラーとして生きていくことを決心したのでした。
自然体で自由で気取らない
人から人へ技術を伝え習うことが多いフィドル。
そして、音大・芸大出身ではない日本では異色のヴァイオリン弾きとが求め合うように出逢い、人と人とを温かく繋ぐ、そんな存在になっていったのでした。
それは適当な演奏しかできないのではないですよ。このクラシック以外のジャンルのヴァイオリンでは中部圏はレベルが高いのです。そしてその中でも最前線に居続ける人気と実力を兼ね備えています。
森の響でも10年以上
ここ森の響での演奏もなんと10年以上にもなります。最初の頃から一貫しているのが、楽しくて、温かくて、そして一生懸命であること。
彼が得意にしているのはアイルランドの音楽とケルト人の音楽や北欧の国の曲が多い。
その中でもアイルランドの曲をずっと弾き続けている。
ロンドン・デリー・エアー(ダニーボーイ)や庭の千草など日本でもお馴染みの曲も多く、映画「タイタニック」に出てくる第3等客船で演奏されていたようなみんなで踊る楽しいダンスの曲もある。
アイルランド・パブなど、楽しくお酒を飲み交わす
そんな場所にはいつも踊りの音楽が流れている。
長くないフレーズを繰り返して演奏しながら少しずつ展開していくアイルランドの曲は、自然は常に循環していて、生まれ変わりながら永遠に繋がっていっていく様子を表しているのだとか。
そして広がりがあり透明感のあるバラードは何故か懐かしく感じ不思議に日本人の琴線にふれると言われるほど、どこか懐かしく親しみやすい哀愁を持っています。
僕が個人的に彼のフィドルの好きなところは、エアーと呼ばれるバラードの曲を演奏している時です。
バラードの美しさは自然霊との対話の様な神聖でピュアな気持ちにさせられるのです。
行ったことのない北欧の自然の風景が目に浮かび、肌の感覚まで伝わるようです。
それがアイルランド、ケルトの音楽であり、悠情さんの音楽なのです。人の温もりを何より大事にしている悠情さんの生き方なのです。
アイルランド・ケルト音楽専用新メンバー
今回は自身がリーダーを務める「悠情楽団」のメンバーではなく、アイルランド・ケルト音楽の世界をより色濃く表現しお伝えするために、今回は厳選されたメンバーでの演奏お楽しみいただきます。
よりアイルランドの世界が体感できるように、アイルランドのフルートとギターを加えたトリオ、
その名も「悠情 アイリッシュ ケルト・トリオ」の演奏をお楽しみいただきます。
あなたを自然との結びつきの強い北欧の人々の営みの中へ、またヨーロッパの街角にお連れします。
あなたもきっと帰る時には「楽しかった!」と笑顔をみせてくれるでしょう。
『人を喜ばせることが好き』笑顔が作る素敵な人と人との関係が、心に温かい感情を宿らせます。
本物の音楽に心を震わせる2時間30分
四季折々の森の風情を感じながら、本物の音楽に心を震わせる2時間30分。
さぁ、準備は整いました。あとは皆さんを待つだけです。
今回も素晴らしい演奏を目の前で聴く迫力と臨場感。体験した人にしか分からない心の満足感を
ご提供いたします。心豊かに過ごす2時間30分です。
是非、体験してください。もうすでに予約は始まっています。
お席には限りがございますので、今すぐご予約のご連絡を。
皆様と掛け替えのない時間の共有が出来ますことを楽しみにしております。
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