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ヴァイオリン:水野慎太郎
ピアノ:ホセ・エルナン・シビルス
【予定演奏曲】
・とろ火で
・ラ ジュンバ
・首の差で
・デスデ エル アルマ(心の底から) ・・・他
11月11日(火)
①昼の部 14:00~
②夜の部 18:30~
2,700円(ケーキ・ドリンク付き)
歯切れの良いリズム。
むせび泣くようなヴァイオリンのメロディ。
情熱・哀愁・愛情・官能・・・
タンゴの音楽には「華やかさと深い闇の暗さ」が共存しているように感じる。
ヨーロッパのタンゴは社交の場で華やかな感じが強いが
アルゼンチンのタンゴはもっと泥臭い・・・感じか。
心に秘めたる想いのが強いのだろう、民族音楽はどれもそうだ。
民族の悲しい歴史を背負って、民族の血や魂がその音楽の源になっている。
悲しい音楽も多い。
悲しいが力強い。
民族の誇りであろうプライドがみなぎっている。
娯楽としてのタンゴ音楽鑑賞には必要のないことかもしれないが、
伝えるものを持っている音楽は伝わるものが多いことは確かなような
気がする。
ドイツ在住のアルゼンチン人ピアニストと
クラシックを勉強後、タンゴを学びにアルゼンチンに渡り、
ピアソラ5重奏団のヴァイオリニストに直接教えを請うことが
できたヴァイオリニストが奏でる「タンゴ・ヴァイオリンの世界」
今回で4度目となる全日本ツアー。
最新作CD「月のうさぎ」のお披露目とも重なったツアーになる。
回を重ねるごとに演奏にアドリブの感覚やオリジナルの要素が増えてきている。
実は本来タンゴというジャンルにはアドリブは存在しないそうだ。
楽譜が100%のような音楽なのだとか。
「もっと自由に」
ピアソラが古典タンゴの殻をぶち壊し現代タンゴを生み出したように。
是非、お見逃しなく。
中日新聞名古屋東版10/31(金)朝刊
愛知県みよし市在住。
幼少より鈴木メソッドにてヴァイオリンを始める。
国内コンクール入賞多数。
名古屋芸術大学音楽学部器楽科卒業。
00年、セントラル愛知交響楽団とヴァイオリン協奏曲を共演。
04年から、チェコ共和国プラハコンセルバトワールへ留学。
勉強の傍ら、現地南米人らとタンゴバンド「SIN-RUMBO」を結成し、ヨーロッパ各地で演奏、好評を得る。
その後アルゼンチンへ渡り、フォーエバータンゴで活躍したミゲルアンヘル・ベルテロ、またピアソラ五重奏団最後で現役最高峰のタンゴヴァイオリニスト、フェルナンド・スアレスパス氏に師事。帰国後はタンゴの講演、演奏活動をする一方、TV,Radioへの録音、クラッシック分野でのオーケストラソリスト、客演、室内楽や各ジャンルのサポート等の活動も行っている。
2011年,岐阜県サラマンカホールにてソロリサイタル。
2012年,13年とピアノ奏者で作曲家ホセ・エルナン・シビルスとのユニットで北海道から南は沖縄まで日本横断コンサートを行い、好評を得る。
これまでに無伴奏タンゴアルバム[Play Tango]、2枚のDuoアルバム[Furusato][月のうさぎ]をリリース。
サンタフェ(アルゼンチン)出身。ベルリン(ドイツ)在住。
ブエノスアイレスのカトリック大学、ベルリンのハンス・アイスラー校でピアノ、作曲、および指揮を習得。
多彩な芸術家であり、すぐれた画家、作家、そして演奏家としてヨーロッパ、アルゼンチンで活動中。
チャランゴ奏者のパトリシオ・ゼオリ氏とのユニット「ピアランゴ」で2009年初来日。
福島県川俣町のコスキン・エン・ハポン35周年記念祭にゲストとして招致され出演し高い評価を受ける。
同年、東京、京都、大阪、福岡において公演。2010年5月、三春ロータリークラブ創立40周年記念行事チャリティーコンサート、翌年2011年5月と三春交流館「まほら」にて演奏。その後3度にわたり日本横断コンサートを行う。
2012年、ベルリンフィルハーモニー奏者と[TANGO FILAMONICO]を作り活動。
南米のリズムとクラッシック音楽を融合させた高い音楽性は注目を浴びている。
参考までに過去の演奏をお聴き下さい。
「リベル・タンゴ」水野慎太郎、ホセ・エンルナン・シビルス
ピアソラの名曲から最も有名な曲
「エル・チョクロ」水野慎太郎、ホセ・エルナン・シビルス
古典タンゴの代表作
「ロス・マリアドス」水野慎太郎、ホセ・エルナン・シビルス
あまり聴いたことがないかもしれないタンゴの歌。
ホセさんの歌声が独特の雰囲気。
「想いの届く日」水野慎太郎、ホセ・エルナン・シビルス
これもバラードの名曲。この曲が好きな人も多いはず。